子供の習い事の電子ピアノは人気の20万円以上の機種を選ぶべき?

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子供の習い事の電子ピアノは人気の20万円以上の機種を選ぶべき? ピアノ
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小学2年生にして、ピアノを習い始めた長男くん。

まだ習い始めて半年足らずですが、電子ピアノの買い替えを検討しております。

というのも、今弾いている電子ピアノは私が保育の仕事用に購入した低価格帯の電子ピアノです。
と言っても、しっかりとした弾き心地の、据え置き型の、ちゃんとしたKORGの電子ピアノ。

6年前に仕事に復帰する時に買ったもので、子どもがピアノを始めても、レッスン初期には十分使えると思っていました。

しかし、習い始めた年齢が遅かったこともあり、すぐに買い替えが必要だなと感じるようになりました。

私は幼少期からアップライトピアノ(本物のピアノ)を使っていて、本物のピアノで練習する環境が一番いいということも分かってはいるのですが…。

我が家は狭小住宅なので、本物のピアノに近い電子ピアノを買ってあげたいのです。

そこで、私なりに色々と電子ピアノについて調べたことをまとめていきたいと思います。

今回は、楽器店をいくつか回ってみて、店員さんが口をそろえて言う「子供のレッスン用に売れ筋の電子ピアノは20万円以上の価格帯」というのが、どうしてなのか、そして、20万円以上の電子ピアノを購入すべきかどうか、について考えていきたいと思います。

※追記
カワイの電子ピアノCA701に買い替えをしました。

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安い電子ピアノが選ばれないのはなぜ?

ピアノを習い始めると、ほとんどの教室で自宅練習用にピアノを用意しなければなりません。

先生から、「できるだけアップライトピアノにしてください」とか、「おすすめの電子ピアノは20万円以上のモデルです」と言われることが多いと思います。

本当に、初期投資のかかる習い事なこと(´・ω・)

でも、続くかわからないから…安い電子ピアノで…といざ楽器店に言ってみると、やはり店員さんから言われるのが「子供のレッスン用に売れ筋の電子ピアノは20万円以上の価格帯」ということのようですし、私もいろんな店員さんからそう言われました。

ピアノは4歳から14年間も習い、仕事でもピアノを使い、母になり最近独学でピアノを楽しんでいるはまじですが、息子が習ってみて、初めて安物は安物だと思うようになりました。

現在自宅にあるのは、この電子ピアノの一つ前のモデルです。

鍵盤も決して軽くはなく、強弱もつけて弾くことが可能ですが、5~10万円程度の電子ピアノで通用するのは、幼児から習い始めたとしても、2年が限度だなと感じるのです。

強弱がつけにくい

私は長年本物のピアノで練習していましたので、そういう人がこのような電子ピアノで弾いても、この電子ピアノで可能な限りできる表現で弾くことが出来ます。

しかし、これからピアノを始める子供、力の弱い子供にとっては、普段レッスンで使うグランドピアノに比べて、強弱がつけにくいようです。

これは、音源やスピーカーにも差があるのでは、と考えられます。

電子ピアノは、値段があがればあがるほど、スピーカーの数が増える為、小さな音で練習しても、強弱表現がつけやすくなります。

長男の場合は、普段はバイエルと同程度の教本を使っていますが、発表会用の曲となると、少し難しい曲に挑戦します。
バイエル初期程度の教本であれば、まあ、続くかわからないし、この電子ピアノで充分だなと思っていたました。

しかし、発表会のグランドピアノでしっかりとした強弱表現を楽しんでいた長男の姿を見て、強弱がつけにくいと言っていた長男の言い分がやっとわかり、安い電子ピアノはバイエル前半くらいまでだな…と思うようになりました。

これは、つまり幼児期に始めて1年半から2年くらいで、安い電子ピアノは使いにくくなるということです。

幼児期と言っても、2歳から始めたならもう少し使えると思います。

はまじ
はまじ

問題は、特に親が勧めて始めさせた習い事であれば、ピアノが2年続くか…ということだと思います。

鍵盤が木製ではない

電子ピアノの価格差は、顕著に機能の差となってあらわれるのですが、その大きな差の一つとして、鍵盤の素材に現れます。

本物のピアノは、鍵盤はすべて木製でできています。

電子ピアノは、だいたい20万円以下のものは樹脂製の鍵盤になるのです。

樹脂製の鍵盤と木製鍵盤の差は、どのように出てくるかと言うと、ピアノを弾いた際のタッチの重さに影響を受けます。

樹脂製の鍵盤の方が、木製鍵盤よりタッチが軽くなり、本物のピアノのタッチ感から離れていきます。

鍵盤が軽いことへの弊害は、初心者と上級者でも違います。

初心者にはタッチが軽いと弾きやすい
→レッスンで本物のピアノを弾いた時に重く感じ、練習したことを発揮できない
レベルが上がるにつれ疲れやすくなる
→クッション性がなかったり、滑りやすかったり、鍵盤の戻りが悪かったりして、特に速いテンポの曲はうまく弾けない

楽器屋さんに行くと、外からでは見えない、鍵盤の構造を展示している機種もあったりします。

グレード(価格)があがるにつれ、樹脂鍵盤→木製鍵盤→長い木製鍵盤と、鍵盤がグレードアップします。

始めから木製鍵盤で練習する方が、本物ピアノとの差がなくなり、自宅で練習したことをレッスンでも発揮できるので、メキメキとピアノが上達する!!

そして、ピアノを上手に弾くために必要な、丸い手の形がしっかりと定着する!!

なので、木製鍵盤を搭載している20万円以上の機種を選ぶ人が多いということです。
ちなみに、20万円以下でも、木製鍵盤を搭載している電子ピアノもあります。

実際に楽器店で弾いてみましたが、弾き心地はすごくよかったです!!!

ただし、楽器店さんに言わせると、ピアノの蓋ががたつくなどの作りの粗さはあるそうで、同価格帯のヤマハのほうが、ピアノ全体としての作りはしっかりしているそうです。

逆に言うと、カワイは木製鍵盤にこだわりをもって生産していると考えられますよね!!
なので、同価格帯のヤマハの電子ピアノより、ピアノのタッチ感は良く感じました。

それでも18万円以上はするんですね…。

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20万円以上の電子ピアノを購入すべき?

20万円を区切りとして、木製鍵盤になり、強弱など、子どもの力でも表現がしやすい、ピアノらしい電子ピアノを購入できる線引きがあること。

これが、20万円以上の電子ピアノを購入する人が多い一番の理由です。

子供にも大人にも、人気の価格帯ということですが、楽器店の店員さんのお話ですから、実際にはどうなのよ!!!と思いますよね…。

私自身は、ピアノの習い事が続くかどうかわからない子に、買い与える最初の電子ピアノは、そんなに高額のモデルじゃなくていいと思っています。

これは、ピアノの習い事が続いた時に、買い替えを前提とした場合です。

幼児期から始める場合

長男のお友達を見ていると、4歳から5歳くらいで習う子が多いなと思っていました。

実際、私自身も4歳でピアノを始めました。

私は、初めて1年くらいは1990年代のしょうもないキーボードで練習していました(笑)
それも人からもらった、だいぶお古のもの。1980年代の物かもしれない(笑)
2年目くらいで、やっとこさアップライトを買ってもらって本物ピアノを弾くように。

それでも、高校生になる頃には、めちゃくちゃ上手ではなくても、上級の簡単な曲を弾けるほどには上達しました。

時代は進み、2020年代の今、それほど高くない値段でも、そこそこの電子ピアノが買える時代になりました。

はまじ
はまじ

子育てしていて思うのは、小さい時に始めた習い事ほど、長く続くかわからないというもの。

私は、最初に鍵盤の軽いキーボードは全然おすすめできないけれど、安い電子ピアノなら幼児期から2年くらいは使えるし、いいんじゃないかと思います。

これは、安い電子ピアノの方が、買い替えるタイミングで、中古品として買い取ってもらうときの価格差が小さいからです。

続けても、続けなくても、2年で売る、と考えると、10万円以下のもので始めると、購入価格と買取価格との差額が小さくて済み、損をする金額が減ります。

2年以上続けたなら、小学生になる頃。

そこまで来ると、表現力の練習が必要になるので、20万円以上の価格帯の電子ピアノの方がいいなと個人的には思います。

ただ、安い投資でピアノを始められることは、音楽を習うことへの敷居が低くなり、アップライトピアノしか選択肢がなかった頃とは違い、誰でも気軽にピアノを始められるのは、絶対に子供のプラスに働きます。

はまじ
はまじ

高いピアノ買ったから続けなきゃ、続けさせなきゃ、という圧迫からも解放されることも、メリットだなと思える点です。

小学生以上は20万円以上の電子ピアノがおすすめ

で、我が子のように、6歳7歳くらいから始める子もたくさんいます。

6歳くらいから始めた子は、幼児期に始めた子より、譜読みを覚えるのも早いし、難しい曲を弾けるようになるまでの期間も違う。
指の力も強くなってきています。

何より、自分でピアノを習いたい!!!という強い気持ちをもって、ピアノ教室へ通い始めた子が増えていきますよね。

はまじ
はまじ

小学生から、自分の意志でピアノを始めた子には、迷わず20万円以上の機種を用意すべきだと思いました。

小学生からピアノを始めたら、好きなことに励む子供の意志を尊重してあげたいなと思っています。

予算が許す限りなので、絶対にとは言えないけれど、小学生から始めて10万円の機種と20万円の機種で迷っているなら、1年分のレッスン代を上乗せすると思って、20万円の電子ピアノを購入すべきだなと思っています。

はまじ
はまじ

それを今、日本で一番痛感しているのは私だと思います。(笑)

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レッスン初期に選ぶ電子ピアノは人によって様々!

楽器店の店員さんも様々です。

正直にいろいろなメリットやデメリットを教えてくれる方。
できるだけ高いものを売ろうとしてくる方。(笑)
親身になって相談に乗ってくれる方。

ピアノを習うのであれば、より良いピアノがあるに越したことはありません。
でも、初期投資の大きな習い事だからこそ、子どもと習い事の相性やこれからの生活スタイルなど、慎重に考えなくてはいけませんね

①幼児期にピアノを始める人→2年後の買い替えを前提とした安価電子ピアノでもOK
②小学生以降にピアノを始める人→20万円くらいからの木製鍵盤モデルにする

もちろん、他の家族も弾く可能性があるのであれば、幼児期から良いピアノを買うのがいいと思います。
幼児期に始めて、小学低学年の間に辞める子がいるのも、また確かです。

はまじ
はまじ

私が今持っている、KORGのLP380は、前モデルで5万円台で購入しましたが、保育の曲を弾くくらいなら何の問題もないですし、幼児期の子供だと、十分かなと思っています。

幼児期から本格的に~と思うなら、最初から本物ピアノができる環境を用意している家庭がほとんどだと思うので、普通の習い事として…であれば、5万円から10万円で全然いける!!!

と、主観も入っているかもしれませんが、初めから高価な電子ピアノを買うのを迷っている方の参考になればと思います(#^.^#)

 

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