こんにちは、保育士のはまじです。
我が家の長男は、1歳児から保育園でお世話になりました。
長男が通っていた保育園では、基本的には布おむつの使用でした。紙おむつは著しい下痢や伝染病がはやった時のみ。
私が今まで勤務していた保育園の中にも、完全布おむつの園、どちらか選択できる園がありました。
家では紙おむつでも、保育園では布おむつ…という所も多く、紙おむつが主流の現代では、めんどくさそうに思えますよね。
保育園で布おむつってどうなんだろうと考えているママたちに、今日は、布おむつのメリット、デメリットや、おすすめの布おむつ、はまじ流布おむつの使い方をご紹介していきます。
布おむつって何がいいの?
今から40年くらい前、昭和に生まれた赤ちゃんは、まだまだ布おむつが主流でした。
私の母が、私たち兄妹赤ちゃんを子育てしている時が、ちょうど過渡期の1980年代。兄は布おむつ、私は布おむつと紙おむつの併用だったそうです。
布おむつのメリット
今では使いやすい紙おむつが主流になり、家庭での布おむつの使用率は少なくなっていますが、布おむつにもいいとこがたくさんあります。
濡れた感覚がわかり、トイレトレーニングに結び付きやすい
保育園でまだまだ布おむつを使っている園があるのは、やはり、トイレトレーニングを意識してのことです。
紙おむつの性能が格段にアップし、快適に過ごせる紙おむつでは、トイレで排泄しようとする意欲に結び付きにくいとされています。
もちろん、本人の意思や周りの環境も多く関係しているので、布おむつだから早くおむつが取れる!とは言えませんが、布おむつを使用していた時代の方が、トイレトレーニングが完了する月齢が早いことは確かです。
繰り返し使えるので、経済的
何より経済的です。
紙おむつのランニングコストと比べてみましょう。
布おむつ
初期費用:布おむつ30枚4500円+おむつカバー9枚6500円=約11000円
ランニングコスト:洗濯する水道代と電気代
おむつカバーのサイズ変更
紙おむつ
初期費用:なし
ランニングコスト:7枚/日×30日×25円/枚=1か月5250円+おしり拭き代
最初に布おむつをそろえるのにお金がかかりますが、一度そろえてしまえば、以降はほとんどお金がいりません。
また、繰り返し使えるので兄弟で使えます。
知り合いから譲ってもらうことができれば、初期費用もかかりません。
紙おむつのランニングコストを考えると、2か月で元が取れてしまいます。
保育園ではとにかくおむつ替えの回数も多いので、どんなに吸水性のいい紙おむつでも、1回排泄したら交換です。
そうなると、紙おむつでも1日の使用枚数が増えるので、布おむつの経済的なメリットは抜群!
おしりふきも必要ありません。
布おむつを濡らして拭くので、お尻もとても気持ちよく拭いてあげることができ、清潔に保つこともできます。
ごみを出さないので、環境に優しい
紙おむつだと、ごみの量も増えますね。
布おむつだと、洗ってしまえばまた使えるので、環境にも優しいです。
おむつ交換の回数が増える事によるメリット
排泄の感覚をつかんだり、うんちやおしっこの様子がよくわかったりと、日々の健康の把握ができます。
また、布おむつだと、おむつ交換の回数も増え、赤ちゃんとのスキンシップが増えます(o^^o)
布おむつのデメリット
もちろんデメリットもあります。
保育園で布おむつを使う場合、デメリットと上手に付き合っていく必要があります。
布おむつやおむつカバーを洗う手間
とにかく大変なのが、毎日の洗濯です。
保育園で布おむつだと、仕事から帰ってきてクタクタのところに大量の布おむつ…。
5回くらいはおむつ交換があると、布おむつ2枚重ねで使用している場合、それだけで10枚くらいの洗濯。
おしっこなら洗濯機にポイですが、うんちならさらにひと手間、きれいに洗う必要もあります。
でもこれも、慣れてくれば大丈夫。
うんちのシミがよくとれる石鹸を使ったり、家にあるのなら洗濯乾燥機で、日々の負担を減らすことも可能ですよ。
荷物が増える
保育園に持っていく荷物も、ほとんど布おむつだなあと思うほどかさばります。
家に持って帰って、収納するのも面倒なほど、荷物が増えます。
特に、何回もうんちをした日には、持って帰るのも、次の日に保育園に補充するのも面倒m(._.)m
服にまで排泄物が漏れてしまう事がある
紙おむつより、排泄物が横漏れしやすいです。
排泄の量に合わせて2枚重ねにしたりして、工夫して漏れを防ぐ必要があります。
保育士さんはよくわかっているので、困った時は聞いてみるといいでしょう。
トイレトレーニングを早く終わらせようと本気で思いました
布おむつの一番のデメリット、洗濯。
でもこれが私には、トイレトレーニングへの意欲を掻き立てます。
ただ長男は、濡れた感覚がわからないor気にしないタイプだったので、思ったようにトイレトレーニングが進みませんでした。
こんな子供もいます。
*トイレトレーニングは2歳の春から短期決戦2週間で!我が家の実践記
2歳までは、家では紙おむつを使用することが多かった私ですが、布おむつが家にあるのは、とても安心でした。
布おむつの紹介
ここからは、おすすめの布おむつをご紹介します。
輪おむつの定番商品ですが、吸水性がよく、使いやすかったです。
それでいて、とても安くて経済的。
何回洗濯しても、型崩れもせず、ほつれも出てきていないので、長く使えますよ。
かわいい柄入りのものもあります。こちらも使用していました。
保育園で使用するなら、柄入りのもので、他の子供との違いが出るので、保育士さんもわかりやすいと思います。
こちらは、成形おむつ。たたむ手間が省けるのがいいですが、乾きにくいのが特徴。また、輪おむつより少し高価です。
こちらは男の子っぽい柄のおむつカバー。
チャックル製のものは、交換時に使いやすく、漏れにくいのでおすすめです。
こちらは女の子柄のもの。
かわいいのがいっぱいありますね!!
こちらは5枚入りで安く、とても経済的。
サイズが変わってもボタンを付け替えれば繰り返し使えます。
保育園に持っていくときは、子供のサイズに合わせてから持っていくようにしましょう。
家での簡単洗濯方法
帰ってきてからの洗濯の負担を減らすためのアイデアを紹介します。
使用済み布おむつはバケツにポイ
蓋つきバケツを用意しておいて、保育園から帰ってきたら、とにかくバケツに放り込んでおきます。
バケツには、洗剤や重曹を入れた水を貼っておけば、布おむつの黄ばみ予防になります。
こんなおしゃれなバケツなら、インテリアにもなじみますね!蓋つきで匂い予防もばっちり。
出来れば、おしっこ用とうんち用に分けておきたいですが、私はざっくりなので分けていませんでした。
ちなみに、我が家では、紙おむつのゴミ箱として、このオムニウッティの大きいサイズを使っています。
排便時のおむつ洗いには、ウタマロ石鹸がオススメ!
保育園によって、うんち後の布おむつをどれだけ洗ってくれるかは違いがありますが、真っ白になって返ってこなくても大丈夫!
これで洗えば、すぐに汚れが落ちますよ!
疲れている時は乾燥機を使用していました
本当はきれいに日光に当てて干してあげたいけど、もうクタクタ…という日は、迷わず乾燥機でポン!
洗濯から乾燥まで、全部洗濯機さんにおまかせです。
布おむつを楽しんで!!
保育園で布おむつと言われて、いやだなあと思っている方もいるでしょう。
でも、布おむつを指定している園は、トイレトレーニングにも積極的な園が多いです。
また、トイレトレーニング時も、トレーニングパンツに布おむつをはさんだりと、色々な使い方もできます。
何より、布おむつをしている子供って、すごくかわいいんです☆
お尻フリフリのフォルムがとってもキュートです。
洗濯の負担を減らしながら、楽しく布おむつを使っていきましょう。
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