こんにちは、はまじです。
私は数年前に、太ももにできた脂肪腫を取る手術を行いました。
このページでは、私が左太ももにできた5㎝の脂肪腫を摘出した流れをお伝えします。
これから、脂肪腫の手術を受けようと思っている方、治療の期間など、参考にしてくださいね。
脂肪腫の発見と一回目の受診
脂肪腫を発見したのは、本当にたまたまです。
太って履きにくくなったズボンの説明を旦那にしていた時です。(どんな説明や!)
左太ももの付け根に、小さい卵くらいの膨らみを発見!こんなのいつから合ったんだろう…。と思いながら放置しようと思っていました。
なのに、旦那にも、次の日に会った母にも、こんなん放置しておくもんじゃない!と怒られ、受診をしました。
できていたのは、こんなもの。
整形外科を受診
お医者さんは、
ガングリオンとかはなったことない?
とか
粉瘤じゃないしなー…
とか言ってきます。( ,,`・ω・´)ンンン?
ガングリオン?粉瘤?何それ?
知らない言葉がいっぱい出てきて、そうか、可能性は脂肪腫か脂肪肉腫だけじゃないのかと。
エコーで見てもらうと、エコー技師さんも、『私も脂肪腫持ってるよ、別に悪いものではないからね』と教えてもらいました。
その後、脂肪腫だろうと言われ、取るなら形成外科へということで、紹介してもらいました。
帰ってから家族と相談、自分自身と相談
- 手術するの怖いし、本当はつけたままでいい
- でも取って生検に出せば、本当に悪性でないことがわかる
- 次の子の妊娠希望なので、もし妊娠したらしばらくまた取る機会がない
- スキニーパンツなどを履くと、よく見ると膨らんでいるのがわかる
- これ以上大きくなるのは嫌!もうすでに5㎝なんて!!
ということで、手術は本当に嫌だけど、取る決断をしました。
もう一度言うけど、本当に手術は嫌!
形成外科への受診
1か月後に形成外科に行き、やはり脂肪腫だろうということ、この大きさだと取るなら一泊は入院した方がいいとのことでした。
入院手術日を決め、CTを撮ってもらい、入院するための血液検査やら、レントゲン検査やらを受けました。
手術は2週間後に決定。
入院一日目
朝、実家に息子を預け(保育園はお休みの日でした)、朝に病院へ。
入院の説明を受けたあと、点滴を刺してもらいました。
私の脂肪腫は、太ももの付け根にできていて、術中に血が付いたらいけないということで、大人のオムツに履き替えました(._.)
女性の方で、生理中であれば、ここでお伝えしておけば安心かと思います。
さらに、術後は明日の朝まで絶食かも…と言われて大ショック。
12時に昼御飯が出て、腹八分目にしてねと言われたけど、全部食べちゃいました(笑)
手術開始
12時半に手術が始まりました。
局所麻酔をチクチク…これがめちゃめちゃ痛い!
うう、うう、と何回も刺されましたが、10ヶ所目くらいから感覚がなくなりました。
そして、二人の先生にチョキチョキ、グリグリして取ってもらいました。
皮膚を4㎝から5㎝くらい切ってもらい、あとは脂肪にくっついているのを切ってもらいました。
痛くはないんだけど、皮膚をえぐられる気持ち悪さ、かなりの強い力で圧されている気持ち悪さ。そういうのは感じました。
特に、昼御飯を腹一杯食べてしまったので、吐き気がしました。全部食べたことを後悔しながらの手術でした。
起き上がって時計を見ると、1時50分でした。
手術時間は1時間半より短いくらい。結構かかりました。傷口は5㎝弱。
足にできた脂肪腫だったので、車イスで運ばれました。ちょっと恥ずかしい(´・ω・`)
どんなの取ったか見る?と言われて、恐る恐る見ると…ホルマリン浸けにされた脂肪腫が…。
なんか、生姜みたい(笑)
手術後
入院部屋に戻って、テレビを見たり、お見舞いに来てくれた息子たちと話したり、ゆっくり過ごしました。
基本は安静で、動いていいのはトイレのみ。
夕方くらいに点滴が終わりました。
麻酔が効いているので、しばらくは痛みもなく過ごすことができました。
気になっていた絶食もウソで、手術後の夕食も普通食で頂きましたよ。
嬉しすぎて、病院食やけどめっちゃ食べました。
夜は痛みが出てきて、やはり熱が出ました。
切開しているので仕方がないですね。
もらっていた痛み止めを飲んで、痛みを散らしました。
入院2日目
退院までの流れ
朝食後、先生に傷口を見てもらい、退院の許可をもらいました。
薬剤師さんに、お薬の説明を受けました。
私は塗り薬だけでなく、帝王切開後に傷跡がケロイドになってしまったので、ケロイド予防のお薬ももらいました。
それで、旦那が迎えに来てくれて、会計をして帰りました。
11時くらいには部屋を出ました。
お会計約40000円也。ちなみに大部屋です。
帰宅後
抜糸が一週間後にありましたが、それまでは痛かったです。
薬を塗って、ガーゼでテーピングをしていましたが、5日後までは歩くのも引きずっていました。6日後に仕事復帰。ゆっくり歩いて出勤しました。
抜糸(一週間後)
一週間後(7日後)に抜糸をしてもらいました。
- 外側の皮膚→溶けない糸
- 内側の切開→溶ける糸
だったので、外側についていた糸を取ってもらいました。
抜糸は、何の痛みもありませんでしたよ。
またケロイド予防のお薬をもらい、テーピングの説明を受けました。テーピング用品は、自分で用意するとのことで、病院の売店へ買いに行きました。
病院からは、ケロイド予防の飲み薬をもらいました。
また、さらに1か月後に受診の予約を取りました。
お会計1600円也。
1か月後
傷口を見てもらいました。
普通はここで傷口が良ければ終了だそうですが、私はケロイドになるかもしれなかったので、さらに1か月後に受診予約をしました。
傷口は綺麗だとのことで、まだ傷口が固いのは、中の溶ける糸がまだ残っているからとのこと。
痛みはほとんどないですが、寝るときに傷口に体重がかかると痛みを感じる程度でした。
お会計1600円也。
費用と治療期間は?
かかった費用は?
①整形外科→約3000円
②事前検査→約10000円
③入院手術費→約40000円
④その後通院→約3000円
総額56000円!!
痛い出費になりました(*´Д`)
治療期間は?
ケロイド体質でなければ最初の受診からこの日、だいたい2ヶ月で全てが終わっていました。
病院の混み具合などにもよりますが、だいたい1ヶ月半から2ヶ月で治療は終了です。
最後に、私は取ってよかった!
ケロイドが残るか残らないか、わからない状態ですが、それでも取ってよかったとおもっています。
これ以上大きくなったら、下半身麻酔だったよ、と言われたからです。
そうなると、もっと入院して、もっと費用もかかるし…。
これから手術を受けられる方、手術をするか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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