こんにちは、はまじです。
長男はこの春から、幼稚園通いです。
長男が3月まで通っていた保育園は、保護者会は年長組の保護者だけ。
幼稚園になり、さっそく保護者会の役員選出の案内がきました…。
保育士はまじは、幼稚園でも勤務していた経験があります。
先生時代は、やはり保護者会の役員の方々に、とてもお世話になったなあと感謝しています。
年度の最後には、子供たちのメッセージ付きのフォトブックを作ってくれた年もあり、本当にうれしかったです。
なので、もし役員になったら、精いっぱい頑張ろう!と思っていますが、いかんせんトラブルも多いです。
保護者から相談を受けたこともある私としては、ちょっとドキドキしてしまいます。
今日は、保護者会の役割から、役員になった時の心得などを、一緒に考えていきたいと思います。
保護者会って何?
保護者会とは、その名の通り、保護者が主体となって運営する組織です。
子供の園生活や学校生活をより良くするために、園や学校側と協議したり、行事などのお手伝いをしたりします。
PTA(保護者と学校の共同組織)もあり、保護者会とPTAが分かれている所もあれば、PTAとして活動する所もあるようです。
組織
保護者会は、本部役員と学級委員にわかれることもあります。
学級委員がクラスの代表としてクラスを取りまとるのに対し、本部役員は学級委員を取りまとめます。
学級委員から本部役員を選出する場合もあるし、本部役員単体で選出が行われることもあります。
活動内容
活動内容は、園によって様々ですが、活動内容としては
〇各行事のお手伝い
〇遠足の引率のお手伝い
〇保護者会費の徴収
〇学級委員会や本部役員委員会への参加
〇講習会への参加
〇保護者の部活動を支援
などです。とにかく園に出ることが多くなりますよ。
保護者会の選出方法
これも園によって様々です。
基本的には立候補制ですが、決まらなかった時
〇投票によって決める
〇抽選によって決める
園によって違いますので、確認しておきましょう。
教職員との関係
教職員は、基本的には保護者会の組織自体に関与しません。
あくまで、一緒に協議するという立場です。
保護者会をするメリット
抽選や投票で本部役員や学級委員になってしまっても、保護者会にはいいこともあります。
実際にお母さんたちが「保護者会やってよかったよ」と言ってくれた事もあります。
仲のいい友達ができる
親をしていると、どうしても「子供を通じたママ友づきあい」ということも増えてきます。
学級委員や本部役員をすることで、子供とは一線を置いた付き合いをすることができるので、子供同士が仲良くなくても、ずっと続いていくママ友になれることもあります。
園に行く機会が増え、子供の園生活を間近で見られる
これが、保護者会の一番の特権ですね。
保護者会をしている1年間は、子供の園での様子も見る機会が増えます。
もちろん、園に行く手間が増えるので、仕事をしているお母さんにはデメリットかもしれません。
仕事の合間をぬって来てくださっている保護者の方は「この1年は特別な1年になると思って、仕事をセーブしました」という方もいらっしゃいました。
子供には子供の社会があるので、家とは違った様子が見られて楽しいですよ。
色んな保護者会がある
とはいっても、やはり保護者会トラブルは、あるあるですよね。
トラブルの多い保護者会
兄弟がたくさんいるお母さんの中には、園のことをよく知り、保護者会の中心になってグループを作ってしまう保護者も。
そのお母さんに嫌われると、メールやラインで悪口を言われたりします。
中学生レベルの問題に見えるのですが、これは幼稚園ママでも保育園ママでもあります。
特に、忙しい保育園ママは、保護者会の仕事が遅いママにイライラしてトラブルになることも。
また、仕事をしている幼稚園ママが保護者会になり、会議になかなか参加できないでいると、
「仕事をしている人は、保護者会のない保育園に行ってください」
と言われることもあるそうです。
楽しい保護者会もある
ただ、楽しく盛り上げてくれる保護者が中心メンバーにいる保護者会は、和気あいあいと楽しく集まっておられました。
「〇〇ママじゃなくて、下の名前で呼び合おうよ!」
と呼びかけ、人見知りのお母さんも、1年後には「とても楽しかった」とおっしゃっていた年もありました。
仕事があっても、助け合いの精神で乗り切ったり、お互いの状況を理解して、負担を減らそうという雰囲気があるといいですね。
保護者会役員になったら
トラブルに巻き込まれないためにも、まずは自分の立ち振る舞いを考えましょう。
保護者会内で悪口を言わない
色んな保護者が集まるので、文句を言いたいこともあると思います。
でも、絶対に保護者会内では悪口として言わないこと。
できるだけ”意見”と思ってもらえるような言い回しをして、敵を作らないようにしましょう。
それぞれ抱えている状況が違うことを理解する
保護者会になりたくてなった人もいれば、そうでない人もいます。
時間に余裕のあるお母さんもいれば、ないお母さんもいます。
仕事をしている人もいれば、乳児を抱えている人、介護をしている人…。
一緒に保護者会の仕事をしていくので、お互いの状況を認め合うことは大切だと思います。
トラブルが起きても、相手の状況も汲んであげられるといいですね。
自分が抱えている問題も、全員に理解してもらえなくても、伝え理解を求めていくことも、時には必要だと思います。
とにかく積極的に参加を
そんな信頼関係が結べるのも、やはりちゃんと、大事な会議には必ず参加し、コミュニケーションを取ってこそです。
仕事をしているのならば、大事な会議には参加し、家でできる仕事は持ち帰ることも大切です。
仕事をしていても、文句を言われないお母さんは、なんでも積極的に頑張っておられました。
正直な話、それで先生に泣きついて来られても、他のお母さんの頑張りを知っているだけに、複雑な気持ちになりました。
されど保護者会。
決められた仕事はみんなで分け合い、できるだけ公平に仕事ができるようにしましょう。
どうしても無理な時は、委員選出時に申し出ること
投票による選出制の保護者会では、赤ちゃんがいたり、仕事をしていたりと、状況をお伝えすることができる場合もあります。
委員選出にはできるだけ参加し、納得のいくようにしましょう。
委員になってから、「仕事ができません」となる状況は、できるだけ避けておくのがベストです。
嫌な気持ちになっても、1年だけと割り切るしかない
保護者会は基本的には1年で解散し、新たなメンバーに変わります。
どんなに気を付けていても、トラブルになることもあります。
だって人間同士、合う合わないもあるし、ボスママみたいな人も絶対出てくる世界です。
でも、それも1年で終わると考え、割り切ることも大切かと思います。
1年は長いですが、絶対に終わりが来るので、それまで我慢しましょう…。
まとめ
実際にまだ、保護者会の仕事はしたことがない私ですが、先生の立場として見てきた保護者会は、こんな感じです。
私もこの記事を書きながら、もし役員になってもトラブルにならないように頑張ろうと思いました。
そして、子供のより良い園生活を支えていき、先生達の役にも立てるよう頑張ろうと思います。
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